立春を過ぎるとペナン島は夏が始まります。 常夏なので、四季がないと言えどもチャイニーズニューイヤーを前に、ようやく酷暑を感じるようになりました。 街は赤提灯で飾り付けられ、マーケットに行くとエビやお魚などのシーフードがいつもの3倍になり、道路ではやたら交通違反の取り締まりの多くなる季節です。 さて、そんな暑い中、辛いものを欲するようになるのがペナン生活。 今回は以前から気になっていたタイ料理のお店にお邪魔してきました。 こちらです〜!Nine Thai Penang 32 Jalan Tagore Georgetown 10050 Penang Malaysia(地図) 016-432-0575 夜になるとライトアップされて綺麗なエリアですね。
さあ、ここですよ〜。 目立たないけど、こんなところにタイ料理やさんがあったのです。
入り口はタイ料理やさんには必ずあるこの女性の置物。
さあ、では早速中に入ってみましょう。 「サワディーカーップ〜!」
もうお昼の1時だというのに、誰もいない。 ちょっと不安になってきたあ、、。もしや流行ってない、、? まあ、いいや。 それではメニューを拝見。
野菜炒め系とチキン&ポーク。
サラダ系とシーフード、そしてタイカレー。
お肉系とスープ系。
シーフード系と締めのご飯もの。
ドリンク系。 お!! シンハビール(RM10-=約28円)がありますねー。 *本日のレートは1RM=28円です でも今日はお昼ですし、スープな気分なのでビールは次回。 ということでこちら。
Lemon Grass Juice RM3.5-(約98円) 辛いものを食べるときにはレモングラス水を飲むとピリピリが治まるといいますね。 このジュースは少し甘めのレモングラス水。 今日は辛〜いスープを期待して。 トムヤムスープはこちらのお店では「シーフード」「クリアスープ」「Po Taek」「Kha Gai」という種類がありました。 今回は、店員さんのオススメの最もスタンダードな「シーフード」をチョイス。 店内のタイ放送のテレビを見ながら待つ事10分。 さあ、来ましたよ〜。
Tom Yam Seafood RM30-(約840円) これで、スモールサイズ。 どれくらい大きいかと言いますと。
大きいですよ〜。一人じゃ無理です。
写真ではあまり伝わらないかもしれないけど、具材もぎっしりなんですよ。 そしてお味も美味〜〜!! 遠慮しないパンチの効いた辛さと、濃厚なダシがスーッと喉を通ります。 これぞ!本格的なタイのお味です。 聞いてみると、ここのシェフはタイ人なんですって。 やっぱりなー。
エビの大きいのも4つくらい入っていたかな?
それから、お魚と貝類も、そしてお野菜もたっぷり。 それでこの価格なら、今やシーフードが高くなったペナン島では採算取れるのかが心配です。 ここのタイフードは本物ー!と思い、グリーンカレーもオーダー。 じゃじゃ〜ん!
Green Curry RM25-(約700円) Steam Rice RM4-(約112円) ポーク、チキン、エビ、シーフードから選べます。 タイのグリーンカレーというと何故かチキンのイメージが強いのでそれをチョイス。 念のために店員さんに聞いてみると、やっぱりチキンがオススメなんだとか。
ボニュームもたっぷりで、しかもちゃんとココナッツオイルが分離している!!(←これ重要!) ペナンで今までトライしたグリーンカレーはこの分離がなかったんです。 色もいいー!! ようやくー!出会えましたね!! それから具材も。
この小さいナスが入ってこそ!タイのグリーンカレー。 タイのはもっと小さいのがコロコロと入っていますが、このサイズでも全然モーマンタイ!(問題無し) このナスの歯ごたえとカレールウを絡めながらヒーフー言いながら食べるのが、個人的にタイカレーな気がします〜。 辛さも全然遠慮していないので、たくさんパンチされながら。 思わずご飯をおかわりしたくなります。 白ご飯をおかわりした挙句に、タイチャーハンもお持ち帰りで。
Thai Fried Rice RM15-(約420円) これも普通以上に美味しかったー。 最初はお客さんいなくてちょっと不安になりましたが、お味はしっかり「タイ」でした。 正直、今までペナンで美味しいタイ料理やさんに出会ったことがなかったので、タイ料理にトライすることをずっと警戒していたのですが、ここは美味しかったです。 今度はもっと大勢でいろんなものを注文してみたいと思いました。
聞いてみると、こちらのお店は7年目なのだそうです。 王室の写真が飾ってあったり。
ちょっと目立たないところにありますが、気軽に入れて美味しかったです。 皆様もヒーフー言いながらのトムヤムとグリーンカレーはいかがですか? 以上、ナインタイさんのリポートでした。 ボンボーノ@ペナン 013-497-9778