先日、ムントリグローブホテルに我が家の愛犬ちゃん達とお泊まりした時に、久しぶりにジョージタウンのラブレーン界隈をジャランジャラン(お散歩)していた時のこと。「壁画の街」ジョージタウンもだいぶ生まれ変わったなあ〜と、年月の移り変わりを感じておりました。
お寺さんも綺麗に磨かれて。
その昔はちょっと治安が悪く、黄昏時に散歩でもしようものなら、小さい小道に引きずり込まれて、、なんていう犯罪も多かった街。 今ではサイクリングレンタルなんかもできたりして、信じられない変貌を遂げています。
ペナン島はアヘンの取引で需要な要衝として栄えた街で、その時代が終わると、ぽっかりと穴があいてしまったゴーストタウン化の一途を辿ります。 ところが、2012年8月にアーネスト氏によって描かれた、「自転車の絵」を皮切りに、街は再び潤いを戻し、たくさんのカフェやレストラン、そしてブティックホテルが立ち並ぶようになりルネッサンス(再生)の時代に入ったかのよう。 土台はイギリス植民地時代の建物なのでセンスは抜群、外壁を塗り直すだけで、こんなにお洒落に生まれ変わります。
ここをブラブラと歩いているだけでも楽しい町並みになりました。 さて、そんな中、以前から美味しいと評判を聞いていたこちらのお店に今回はお邪魔してきましたよ〜。 Steak Frites 23 Love Lane Georgetown 10200 George Town Penang Malaysia(地図)
Love Lane といえば、今はペナンのバックパッカー通りの代名詞と言っても過言ではありません。 その中でも、「23Love Lane」 というヘリテージホテルは特に有名ですね。(←今では高級ホテルですが)
そうです。 このホテルの敷地の一角にありますのが、今回のステーキハウスです。 レストランの入り口はホテルとは別になっています。
では、早速中に入ってみましょう。 「ハロ〜!」
うわ〜。 なんだか、列車の中みたい!笑 「これって、列車からもらってきたんですか〜?」
店員さん: 「NO La! オーナーが骨董品屋さんで買ってきたものだよ!」 それはそれは失礼いたしました〜。笑 店内はヘリテージ(遺産系)な感じで、とても落ち着く感じ。
この扇風機も絶賛稼働中で、ほ〜し〜い〜!!かわいい〜〜!!
お店は、チャイニーズ、インド系、マレー系のオーナーさんが3人集まって仲良くやっているそうです。 Me :CIMB(Chinese, Indian, Malay)Bankみたいね! 店員さん:You got it! ってな、会話をしながら、、。 メニューを拝借〜。
ん!!?? Me: てか、これだけ?? 店員さん: そうですよ!何グラム?どっちにするの?
う〜ん。 メニューがこれだけとは!! ペナンって、最近専門性のあるレストランが増えてきましたね。 昔は、寿司屋にラーメンメニューはマスト! 焼き鳥屋に寿司はマスト! みたいな、なんでも食堂が流行っていたのですが、これだけペナンにもレストランが増えると、そこのお店の何が食べたい!というシグネチャーメニューが求められる時代に突入したような感じがします。 う〜ん。 ビールを飲んで考える。
Carlsberg RM14,15-(約396円) *本日のレートは1RM=28円です 150g=RM53(約1,480円) 200g=RM64(約1,820円) いずれのセットにもサラダとフライドポテト付き。 さあ、どうする!? 200gって結構小さいかな? ということで、今回はたまたま合流したペナンTムズ会の皆さんとご一緒させていただき、な、なんと300gに決定いたしました〜。(←ありですか???) アリなんです!!! 300g=RM106(約2,968円) のコースを勝手に作ってしまいましたが。笑 150gをただ2倍にしただけなんですけどね。 これがお得なのかどうかはわかりませんが、まあいいでしょう。 ビールを引き続き飲んで、余興を楽しみましょう。
改めまして、かんぱーい。
Tムズ会の皆様、乱入失礼しまーす。 みんなで飲むビール、美味しいですね!!
パンはサービス。かつおかわり無料。 さあ、早速メインディッシュが運ばれてきましたよ〜。
う〜ん。 なんか、黒い! なんか固そう?
角度を変えてもやっぱり固そうですが、、。 あ〜。やっぱり赤肉には赤ワインですよね〜。 ハウスワインのボトルはRM115-(約3,220円)からありましたが、たくさんダブルオーダーしてくれたから〜とのことでマイボトルをオープンさせてくれました〜。 (←いつもバッグにマイワインが入っている)
今回はTムズ会のワイン研究家Sさん持参のボルドーワインで♪ (←この方もいつもマイボトルを持ち歩いているらしい、笑) 赤身にボルドー!! テンション上がります!! さすが!!おいすぃ〜!! ペナンではなかなか探せないお味のワイン!! 自宅にマイワインセラーをお持ちなんですってね!! 改めまして、かんぱーい!
さあ、そんなうちにテーブルにお肉が並びましたよ〜。
なんだか、フランスにいるみたい♪
(*Tムズ会 Tさん撮影のお写真をお借りしています) 300gの特別コースは、ただ150g x2なので、お肉が2個。 さあ、お肉を割ってみましょう。 予め、お肉の焼き方を聞かれますが、これはミディアムウェルダン。 さあ、どうぞ!
おおお〜〜〜!!! いい感じですね。 ズームイン!
いいですねーーー。 ちょっとホワイトバランスを多くして。
わ〜〜。 良い良い〜〜!! 脂肪のない赤身のふんわりとした感じが優しく入ってきてくれますぅ〜。 ここ、ペナンや他の外国に住んでいると、日本の和牛とは程遠くなってくるのですが、この赤身だけのソフト感というか、脂肪に頼らない柔らかさがなんとも美味しいのです。 この赤身そのものの柔らかさを一度舌が覚えてしまうと、日本の霜降り牛の脂がクドくなってくるんですね。 その赤身本来の美味しさを、焼き加減でうまい具合に引き出してくれているようなお味です。 お肉はオーストラリア牛のテンダーロイン。 サーロインよりもテンダー(柔らかい)なヤツですね。 見た目は少し黒くて心配でしたが、中を割ると天地一変幸せな気分になります。 150gxダブルオーダーなので、フライドポテトもサラダも更にダブル。
女性には200gで十分かと思われますが、男性は300gもしくは400gってのもありかな〜と思います。 途中、休憩タイムのウォッシュルームも、なんだかヘリテージ感たっぷりで素敵でした。
ちょっと外に出てみると、ホテルエリアのパティオもあったりして、とても雰囲気の良いレストランでした。
お昼も絶賛営業しているので、土日のランチなど、お子様と一緒にジャランジャランしながらいかがでしょうか? お値段もお手頃ですし、世界遺産のジョージタウンをひしひしと感じることができると思いますよ。 皆様も是非一度。 以上、ジョージタウンステーキフライツさんのリポートでした。 ボンボーノ@ペナン 013-497-97788