いさりび亭 ペナンの隠れ家和食フュージョン Isaribi Tei Penang

みなさまお久しぶりです。
またまた更新が遅くなってしまいました。
「楽しみにしている」とのお声、励みになります。ありがとうございます。

さて、今年もラマダンの季節がやってまいりました。

2017年は5月27日から6月24日まで。

断食を行うイスラム教徒は日の出から日の入りまで飲食を断ちます。
お水の一滴も許されないのです。

その分、日が暮れてからの家庭では豪華なお食事が並び、街にはラマダンマーケットと言って、マレー人ならではの屋台やお菓子が並んだりする時期です。

ペナンでは例年、タンジュントコンのテスコの向かい側の道路に夕方マーケットが並んでいます。

一切の私欲を抑える一ヶ月。

今年は一年でも最も暑い中でのラマダン月間。

イスラム教徒の方には十分な配慮をしていきたいものです。


さて、そんな茹だるような暑さの中、今回はこちらのお店にお邪魔しました。

Isaribi Tei いさりび亭
60 & 62 Jalan Chow Thye 10050 Penang Malaysia(地図)
04-229-8684

以前から気になっていました、いさりび亭さんです。
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エントランスには緑がたくさんでペナンらしいですね。

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ワクワクする導入線ですね。赤提灯もある。

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では早速、中に入ってみましょう。
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「ハロー」
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ん?だれもいない?

そして調度品が置かれていますが、取られたりしない?余計な御世話?笑
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どこや? 

骨董品があるお部屋があったりして。

ズンズン。

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ああ、この奥のお部屋でしたか。

なんだか隠れ家的で良いですね。

こちらで落ち着くとしましょうか。

で、すみませーん。ドリンクメニューください。喉が渇きました。

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いろいろあるんですね〜。

ワインも焼酎も。

今日はカールスバーグが売り切れとのことで、今日は仕方なくAsahiで。
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Asahi RM17-(約510円)

ビールを飲みながら、何をいただこうか考えている時が一番幸せ♪

下記、メニューリストです。
たくさんありすぎて迷います!!

メニューを見るからに、純和食!というよりは、フュージョン(創作料理)的なイメージが湧きます。

店内の雰囲気からも、日本によくある居酒屋みたいな感じでなんか落ち着く!

悩むこと20分。

決まりましたよ〜。

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Beef Tataki RM27-(約810円)

これ、いいですね。ビールのつまみに最高!

ビーフが少し固めですが、ネギと生姜とポン酢で美味しゅうございます!
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Chicken Fried 唐揚げ RM18-(約540円)

外はサクサク、中はふわふわ、これもビールのつまみにいいですね。


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Soup Noodle ボンゴレビアンコスパゲッティ RM20-(約600円)

こ、これは、、?

味噌スープにアサリとスパゲッティが入ってる??

ボンゴレとは、イタリア語で「貝」、ビアンコは「白」という意味。

そう、貝の白ソーススパゲッティ。

まあ、間違いじゃないですね。これぞフュージョン。

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Tempura 天ぷら RM20-(約600円)

こちらの天ぷらは衣が薄く、サクサクと仕上がっており、美味しい〜。

ペナンでこのクオリティ、難しいと思いますよ。

ペナンではハラルの日本食やさんに行くと、ココナッツオイルを使って揚げてあるところがよくあるので、ココナッツの甘さが気になったりするのですが、ここのは日本で食べる天ぷらと同じです。

そして、一緒に出てくる天つゆも美味しかったです。
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Cold Noodle そうめん RM8-(約240円)

麺自体は細平麺で、少しコシに欠けますが、おつゆとわさびで、これも日本のお味を思い出しました。

トッピングのきざみ海苔もいいですね。

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Rice Set 締めのご飯セット RM5-(約150円)

さんざん注文した挙句に、今日の〆めはガーリックライスと味噌汁。

お椀に一緒にれんげがついてくるのもマレーシア風。

こちらの方は、お椀に直接口をつけてスープを飲む習慣がないのですね。

まあ、口をつけてスープやお汁を飲む習慣があるのは、日本人だけなんですかね?
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黒ごまアイス&ブルーチーズアイス @RM5-(約150円)

小生はあまり興味がないデザートタイム。

飲兵衛にはブルーチーズアイスが美味しいと聞いて食べてみました。

アイスクリームのところどころにブルーチーズの臭さが混じっていて、確かに飲兵衛に最適!笑。

するとオーナーさんが、これ、サービス!と言って持ってきてくれました。

苺のアイスクリーム。
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これがおススメなんだそうな。

そして、もういっちょう!って。
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メロンとサーモンのデザート。

いやいや、そんな申し訳ないですね。

気前の良いオーナーさんです。

オーナーさんは、通称「やな」さんとおっしゃる日本人のおじさまです。

いさりび亭を経営されて15年にもなるそう。

以前は主にヨーロッパでお仕事をされていたそうで、特にスペインとフランスに長くいらっしゃったということで和洋折衷のこのお料理を自らのアイデアで創作されたそうです。

なるほどー。本場のスパニッシュと故郷の日本の融合料理がこのような形で生まれたわけですね。

こんな面白いお料理もありました。

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さんまのブルーチース焼き RM22-(約660円)

周りのお客様は、ローカルと西洋人のお客様もいらっしゃって、寿司を食べている人が多かったです。

後日、ローカルのお友達に聞いてみたところ、いさりび亭さんはお寿司が美味しいって言っていました。

今度は寿司にトライしてみようかな?

こんなカップルシートもありました。
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やなさんと気さくにお話ししながら創作料理を楽しみたい方に是非一度。

以上、いさりび亭さんのリポートでした。

ボンボーノ@ペナン

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