みなさまこんにちは!
マレーシア・ペナン島の日本人ヘアサロンボンボーノのミオパンです。
今日も本ブログをご覧いただき誠に有難うございます。
今日はマレーシアの国民食であるナシレマの美味しいお店をご紹介したいと思います。
場所はこちらです。
Pang Hainan Coffee& Nasi Lemak
外観の写真を撮り忘れるという大失態。
ここはコロナ以前までは新鮮なお魚が水槽で泳ぐ光景を目にする大きなシーフード料理店としてたくさんのお客様で賑わうレストランでした。
『レストランの営業は夜8時まで』『店内飲食は不可』などの相次ぐロックダウンで思考を変えて登場したのがモーニング販売のナシレマです。
今はシーフドレストランはクローズしていて、レストランの前に小さな屋台が出ています。

お値段は相場よりも少し高めですが、クオリティが良いです。
鶏肉、ブラチャンペースト、卵、きゅうり、そしてオクラ。
ナシレマというのは『ナシ』=ご飯、『レマッ』=脂肪。
脂肪ご飯というなんとも恐ろしい名前ですね。
それもそのはずで、カロリーが高いと言われるマレーシアの産物『ココナッツミルク』でご飯を炊いているからです。
日本人が朝ごはんに白米、お味噌汁、焼き魚、漬物、サラダを食べるようなイメージの定番のマレーシア料理です。

マレーシアの生鮮マーケットなどに行くと、ココナッツの身を鉈で割って、中の白い身をガリガリと掘る機械にかけて、それを絞ってフレッシュミルクを作る光景を目にします。
日本ではまず生絞りのココナッツミルクはお目にかかることはないですね。
またココナッツからは優良な油が抽出できるので、マレーシアでは主にココナッツオイルが料理油として使われています。

こちらはオーガニックのクッキングオイル。
2番絞りなのでココナッツの独特な甘い匂いはしないのでお料理の邪魔をしないあっさりオイルです。
ちなみに1番絞りのエクストラバージンオイルは純粋にココナッツの甘い香りがします。
マレーシアではたくさんココナッツが採れるので昔からの生活の知恵としてココナッツミルクで「ご飯を炊き上げる」という文化が定着していったのでしょうね。

お米は東南アジア独特の細長いタイプ。
ペナン地域ではNagasari という地域がお米の産地となっています。
また炊く時には通常パンダンという植物を一緒に入れて炊きます。

これもマレーシアの至る所にわんさか生えている植物。
緑色の色素を使うニョニャのお菓子によく使われます。
ミオパン家にも観葉植物と食用として置いています。
また、この植物は殺菌や消臭効果もあるので飲み水に入れておくとカルキ臭が取れるので重宝しています。

さて、お味はと言うとお米がリッチなお味がします。
またナシレマ言うと普通はお魚のイメージですが、こちらはチキン唐揚げ。
お持ち帰りしてもジューシーでカリッとした食感は十分にありました。
もちろんお魚のナシレマも、珍しいエビのナシレマもありました。
エビのペースト(ブラチャン)はディープで辛いです。
ミオパンが辛いというのだから普通の人には結構な辛さかもしれません。
でもこの辛さをリッチなご飯と一緒に絡めて食べるのが美味しいのです。
たまにオクラで味をリセットして。
きゅうりの食感でアクセントをつけて。
とっても美味しゅうございました。
皆様も是非一度試してみてくださいね。
きっとコロナ時代が終わる頃には元のシーフードレストランに戻ると思いますので。
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