みなさまこんにちは!
マレーシアペナン島の日本人ヘアサロンボンボーノのミオパンです。
7月に入り随分過ごしやすくなったペナン島です。
夜はエアコンなしでもかろうじて眠れるくらい。
朝はMCOの甲斐があってなのか?抜けるような青空の日が多く、お昼は木陰に入れば凌げる涼しさです。
今日はペナン島のローカルマーケットでこんなものを買ってみました。
これはバナナのお花の部分です。
この黄色い部分がやがてバナナになるのですが、一通りバナナの実が終わったらこのように先の方を切り取っていただくことができるのです。
ペナンのマレー系やインド系のマーケットに行くと見つけることができます。
ちなみにこの大きさでRM3-(約80円)でした。
この大きさくらいあれば、1週間分くらいのバナナのお花の前菜が作れます。
まずはこのお花の硬い部分を剥がしておきます。
だいたい5−7枚くらいが目安です。
他の材料はこちらです。
赤タマネギとニンニク、ドライ赤チリです。
いずれも良く洗って、ニンニクとタマネギはスライスしてスタンバイしておきます。
そして調味料はこちら。
マレーシアで大手スパイス会社といえばBABAS社が有名です。
なんのブランドでも構いません。
ターメリック(ウコン)パウダーを用意します。
さあ、では始めましょう。
まずはバナナの花を輪切りで1センチ弱くらいの幅に切っていきます。
硬い食感が気になるという方は、このお花の紫の部分を全て剥がしても良いです。
ただ、ミオパンは結構この硬さも好きなので今回はギリギリの1枚を残しました。
根元の方に近づくにつれてこのような綺麗な輪切りを見ることができます。
本当にアート。
粘ついた汁が出てきて少しねっとり感があります。
これをザルに移して流水で綺麗に洗います。
アクが若干出るので綺麗に。
輪っかは外れても良いので手でよく揉み洗いします。
これをしばらくボールに塩を大さじ1杯入れた水に約10分浸けておきます。
鍋にお湯を沸かしてお花を茹でます。
この時にターメリックパウダーを大さじ1杯入れて一緒に茹でます。
茹で時間は約10分。
ザルに上げたのがこちらです。
この時点でバナナの葉っぱは柔らかく変身しています。
この次の作業がポイントです。
茹で上がったお花を両手を使ってよく絞ります。
水をよく切ったものがこちら。
これでお花のベースは完了です。
次に味のベースを作っていきます。
タマネギを小さく切ったもの(薄いスライスでも可)、ニンニクもスライスして、ドライチリはそのまま一緒にフライパンで炒めます。
じっくり中火で。
タマネギは飴色になるまでこんがりと。
イメージとしては油にタマネギとニンニクの風味をじっくり付けていく感じでしょうか。
この時にタマネギとニンニクが少し焦げつくくらいが風味が増して美味しいと思います。
じっくり香りが出たらフライパンから取り出して、先ほどからスタンバイしているお花と混ぜます。
味付けはナンプラー。
薄味が好きな人は大さじ1。
濃い目が好きな人は大さじ2。
お好みで塩を少し足して、全てをかき混ぜます。
できれば手で材料を押しつぶす感じで混ぜると素材の味がミックスして美味しいです。
さあ、これでバナナのお花のサラダが完成です。
このまま食べても良いですし、お好みでパクチーやネギ、パセリなどを混ぜても良いです。
今回は塩水にさらしておいたスライスタマネギとパクチーを混ぜてみました。
パクチーを入れるとかなり常夏色のお料理になりますね。
さらに、これを剥いたバナナの葉っぱに盛ってみました。
なかなかオシャレな一品?
バナナの葉っぱ同様、殺菌効果があると言われるので、そのまま冷蔵庫に保管もできます。
いかがでしたでしょうか?
なかなかバナナのお花を日本では沖縄以外見かけることがないですが、東南アジアにお住いの方は材料も揃えやすいですのでぜひやってみてくださいね!
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今日も最後までスクロール有難うございました。