みなさまこんにちは!
マレーシア・ペナン島から直子です。
長引くロックダウンで一時帰国も気軽にできなくなったこの頃。
やむをえず本帰国を決断しマレーシアを去る人も多いです。
ペナン州でもたくさんの外国人が帰国の選択に追いやられています。
日本人会の会報誌によると、在ペナン邦人の会員登録数はピーク時の約半分。
ロングステイや親子留学の方は入会していない人も多いので、今や在ペナン邦人人口はコロナ以前の2,500人から1,000人を下回るのではないか?と思っています。(個人的見解です)
もう2年も一時帰国を果たせないミオパンもそのうちの一人。
いつ日本に帰れるかわからなくなったので思い切って本帰国を決めました。
引越し、ビザキャンセル、会社登録抹消、ペットの手続き、バンククローズ、いろんな手配を一気に進めていかなければなりません。
その中でも終盤になるPCR検査がコロナ禍での本帰国に当たっての一番のハイライトとなるのではないでしょうか?
万が一陽性の結果になることがあれば、一字一句、日付も文字も間違えないように手配してきたすべての手配が全てやり直しになる瞬間だから。
帰国前2週間は本当にナーバスになるところです。
それでは今日はペナン島の特に北部で受けられるPCR検査施設について綴っていきたいと思います。
基本的にペナンのどの病院(Hospital)診療所(Clinic)でもPCR検査は可能です。
ここでは日本人が利用しやすいところをピックアップしてご紹介します。
料金も検査方法もまちまちです。
1 ペナン島北部での主な施設
- BP Health Care RM230- (毎日)
- ひばりクリニック RM450-(木曜以外)
- ローガンライ RM400-(火、木のみ)
- テジャニクリニック RM270-(毎日)
他にもグレンイーグルス、アイランドホスピタルがあります。
また、アドベンティストホスピタルは問い合わせ時に一時休館となっており対応不可でした。
どこも突然休館になることもあるので、都度念入りなチェックが必要です。
また航空会社によっては検査結果をQRコードで要求するところもあるので要注意です。
航空機搭乗時にQRコードを要するのは主にシンガポール航空SQ、マレーシア航空MHです。
上記で対応可能なのはBP Heatlth Care とひばりクリニックです。
*日系の日本航空JLと全日空NHは現在のところ搭乗QRコードは必要とされていません。(2021年9月現在)
BP Health CareはもともとPCRだけではなく、いろんな抗体検査を受けられる機関です。
病院ではない政府の機関で割と業務的に対応します。
完全オンラインからの予約制で、料金も一番お手ごろです。
ひばりクリニックはペナン邦人にはお馴染みのクリニック。
日本語で対応可能ですが木曜が休館日なので、土日のフライトの方は気をつけてください。
ローガンライはSimmyさんと言う日本語対応可能なスタッフが常駐でドライブスルー方式です。
火曜と木曜の1pmに検査があるので、12:30までに支払いのために来館します。
完全予約制なので下記にメールしてください。
csexecjap@lohguanlye.com
テジャニクリニックはインド系のクリニックですが、PCR検査は毎日外国人用に実施しています。
検査を受けてから翌日結果をピックアップするときに、厚生労働省が要求する指定のフォームを持って捺印してもらいます。
ウォークイン検査も可能ですが、念のために予約を入れておいた方が無難です。
tejanimedicalclinic@gmail.com
いずれの機関も検査結果が出るまでには24時間以上必要です。
航空機搭乗時刻の72時間までの検査実施が必要になります。
検査結果はできるだけ前日にもらっておきたいので、ミオパンはちょうど飛行機出発時間の2.5日前くらいの時間に検査を実施しました。
また、例えば飛行機が遅延した時などは72時間を超えても良いと約款に書いてあるので大丈夫です。
道中、突発的にPCR検査結果を要求されることもありますので、オリジナルとコピーを数部用意しておく方が無難です。
2 PCR検査実施
今回はミオパンはテジャニクリニックさんにお世話になりました。
火曜日のフライトだったので、日曜日に実施しているところで安いところ、となると必然的にこちらでした。
メールにて、日本帰国のためのPCR検査が必要な旨をメールで送るとすぐに回答が来て、土日の診療時間は午前中のみとのことで10:30-11:00の間に来てくださいと言われました。
検査料がRM220-で結果をピックアップするときに日本語フォーム作成料としてRM50-を支払います。

クリニックの入口には軍人さんが待機しており、とても丁寧に親切に受付をしてくださいました。
ペナンの軍人さんってどうしてこう、愛想の良いというか優しい待遇の方が多いのでしょうか?
受付用紙に名前やパスポート番号を記入します。

検査は外のテントの下で行うので、右上の番号が呼ばれるまで待機します。
名前を呼ばれたら検査キットをもらってテントの下に入ります。

テジャニクリニックでは鼻と唾液の2種類の検査を実施しました。
痛くなかったよ〜、という方もいれば、ミオパンのように鼻の奥の1段階、いや2段階、いやいや3段階先までグイグイと押されて、、、、しまいには「ぎやあああああああああ〜〜」と大人気なく叫んでしまいました。
後でいろんな人の経験をもとに自分なりに分析した結果、鼻水が出にくいミオパンはかなり奥の方の液体を取られたのではないかと、、?
普段から鼻炎持ちの人はそんなに痛くないと証言する人が多いので。
関連あると思いませんか?
でも、テジャニのスタッフの皆さんは本当に優しく接してくださって、気持ちのよい対応でした。
翌日、午前中にWhatsAppで検査結果が送られてきます。
CoronaVirus Not Detected
という文字を見つければ合格です!
どうもこの検査発表は、受験の時の合格発表を待つような気持ちでドキドキします。
そして午後4時頃にクリニックに出向いて厚生労働省指定のフォームを持って行き、それに陰性証明を書いてもらいます。
こちらを利用して、受け取り時にはダブルチェックがないか、パスポート番号や名前にミススペルがないかなどよく確認してから受け取ってください。
さあ、これで安心して日本へ向けて出発が可能です。
Have a safe flight!
また、動画にてもペナンから日本への帰国の様子を配信しています。
今日も最後までスクロールありがとうございました。