みなさまこんにちは!
マレーシア・ペナン島の日本人ヘアサロンボンボーノのミオパンです。
いつも本ブログをご覧いただき有難うございます。
ペナン島は2-3日にいっぺん心地よいくらいの雷雨があるので、今の時期は植物がキラキラと輝いて見えます。

南国の緑が本当に綺麗です。
お花もカラフルなものがめいいっぱいに美しさを披露してくれています。

いずれも人さまのお庭の植物ですがついつい見とれてしまいました。
マレーシアの一軒家に住んでいる方などはこのようにマメにお手入れをされているお宅が多いです。
自分で?ではなく、剪定士さんを定期的に雇っている方が多いようです。
日本に住んでいる頃は梅雨が大嫌いだったのですが、マレーシアに来てスコールの時期が楽しみになりました。
涼しくなるというのと、あの豪快な雨の音が気持ちよく、植物がこのように生き返るように咲くからです。
さて、今日はマレーシア料理にトライしてみました。

オタオタ(Otak Otak)と呼ばれるマレーシアの国民料理です。
中には魚のベースのパテが入っており、炭で焼き鳥のように焼いて食べます。

これが最初はなんだ?という感じなのですが、食感などがなかなかハマるもので、意外とワインのお供にピッタリです。
ミオパンのお気に入りのマレー料理の一つです。
今日はこれを作るために魚をさばきました。

お魚はなんでも良いです。
白身魚がオススメ。
めんどくさい方はサーモンの切り身を買ってきても良いと思います。
日本だったら切り身がたくさんスーパーにあるので楽ですが、マレーシアで切り身の魚はなかなかお目にかからないので自分で3枚に下ろしていくのはちょっと大変でした。
そしてスパイスを用意します。

- クミンパウダー(カレーなどのスパイスによく使いますね)
- 白胡椒のパウダー(日本でも簡単に手に入りますね)
- ターメリックパウダー(ウコンのパウダー状になったもの)
- コリアンダーパウダー(パクチーのパウダー状になったもの)
最後の2つがなかなか日本で手に入れるのが難しそうですね。
マレーシアのスーパーではだいたいどこでも売っています。
そしてこれが難関!

ブラチャンペーストというエビを発酵させたマレーシアの定番ダシであり日本食で例えると味噌のようなもの。
それくらいマレーシア料理でこれは欠かせないものなのです。
日本では手に入るのかな?
今はチャイナタウンやたくさんの外国人地域もあるようなので(もう12年も日本を離れているので現状が把握できていません)意外とあるのかな?
マレーシアのスーパーやマーケットでは簡単に手に入ります。
次に用意する食材です。

- ニンニク
- エシャロット
- ドライ唐辛子
- コリアンダーの根っこの部分
- レモングラス
- レモンの皮の部分(またはコブミカンやライムなど)
- あひるの卵
- 生の唐辛子
- コブミカンの葉っぱ(もしくはお好きなフレーバーの葉っぱ)
やはりマレーシアの国民食なので、地元では簡単に手に入る食材。
日本ではコブミカンの葉っぱと生の唐辛子とあひるの卵がなかなか難しいですよね。
では作業に入ります。
要は以上の食材を卵以外全てプロセッサーにかけていきます。

パウダー類も大さじ一杯ずつお好みに合わせて。
白胡椒だけは少なめにします。
するとちょうど味噌くらいの柔らかさのペーストが完成です。

お魚と卵のナマモノ同士を一緒にプロセッサーにかけます。

*緑の色は忘れていたコブミカンの葉っぱです。
両者のペーストを一つの大きなボールに入れてよく混ぜ合わせます。
次にバナナの葉っぱを用意します。
日本にバナナの葉っぱはなかなかないので代用するとしたらやっぱりアルミホイルになりそうですね、、。
アルミホイルじゃなんだか味気ないですけど仕方ない。
ちなみにマレーシアでは2メートルくらいの帯のように長い葉っぱが5枚くらいで約50円でした。
それを大きいポーションと小さいポーションにハサミで切り分けていきます。

大きい葉っぱをベースに置いて、その上に小さい葉っぱを乗せ、小さい方の葉っぱにペーストを乗せ、鏡開きを逆に閉じる形で3つに折りたたみ、大きい方もその上から重ねるように同じく折りたたみ上下を爪楊枝て閉じます。
これをIwataniのガスコンロの上でグリルします。

このIwataniのガスコンロ、ペナンの日本食材屋さんで売っていたんですよ。
もう世界のIwataniですね。
ガスコンロがない方は、トースターでも大丈夫です。
弱火でじっくりと。

10分くらい弱火でひっくり返しながら焼きました。
そして皮を開いてみると、、?
ジャジャジャーン!

どうでしょう〜〜!
今回は砂糖を入れなかったのでお酒のアテみたいなテイストになってしまいましたが、お好みで少し砂糖を加えると少しマイルドな感じになります。
よかったら皆様も是非試してみてくださいね。
今回のオタオタ作成の様子をYouTube動画にしています。
今日も最後までスクロール有難うございました。