みなさまこんにちは!
いつも本ブログをご覧いただき有難うございます。
今回こそいよいよカタールトランジット編です。 ドバイは聞いたことあるけど、カタールは国名?都市名? なかなかイメージ出来ないですよね。 数時間のステイでしたが、こんな感じでした。 少し長いです。
バルセロナからドーハまでは約7時間のフライト。
モーニングフライトなので、寝るもよし起きててもよし、プレッシャーのないスケジュール。
バルセロナを飛び立つと、目下には市内の様子が伺えます。
長時間のフライトだとお手洗いの関係で通路側を希望される方も多いと思いますが、この時期のカタール航空は空席が多く、窓際をエンジョイするのもいいですね。
機内モニターと照らし合わせて、現在地を確認。
ここはイタリア・ナポリの上空。
カプリ島、う〜ん、見えないな。
イタリア半島を縦断して、ギリシャ上空を通ります。
しばらく雲の上を走り、こちらはクエート上空。
サウジアラビア半島に入ると、砂漠、砂漠、砂漠。
カタールはアラブ首長国連邦(エミレーツ)のお隣さん。
ここはもともと砂漠だったところに作られたオアシスの国。
さあ、もう直ぐカタールという国の首都、ドーハにランディングですよ〜。
夢の国が見えてきました〜。
すごくないですか??
なんか新鮮な光景!
テレビで見たことあるけど〜。
目下にこれって、結構斬新!!
海もなかなか綺麗だし、ワクワクしてきたぞ〜。
そして、定刻にドーハに到着し、飛行機を降ります。
ドーハはさすが、トランジットで有名なだけあって、「乗り継ぎ」に進む人が99.9%!
乗客のうちのなんと我々日本人二人だけが「入国」方面に進みます。
日本人のパスポートは査証なしで1ヶ月の滞在が可能なので、パスポートを提出してそのまま入国。
到着ロビーにて少し両替をします。
今回は数時間の滞在で、タクシー代のみがあれば良かったので、使い余った∈50-を両替。
∈50 =QAR200-
ざっくりですが、200カタールリアルに両替。
1RM = 1QAR です。だいたい。
ショートステイなので、小さい計算はやめることにしましょう。
カタールリアルのお金。
数字はアラビア語で書いてあるので、なんのこっちゃ?という紙幣ですが、裏をめくればちゃんと普通の数字も書いてありますのでご心配なく。
でも、ホテルに泊まる際にはエレベーターの階数表示がアラビア語のみの時もあるので、本格的に旅行をしたい方は、アラビア語の数字くらいは覚えていった方が良さそうです。(←本格的に観光しないつもり、笑)
空港にはGrabタクシーはなく、UBERのみ。(マレーシアは現在Grabのみ)
だけど、言葉と配車場所の問題などもあると思うので、今回は公共のタクシーを利用して街に向かうことにしました。
この可愛いブルーカラーのタクシーがドーハのオフィシャルタクシー。
一般車としてはトヨタも大人気なんだそうです。
清潔で快適なタクシーにて中心部に向かいます。
カタールの国は世界でも最高のGDPを誇る国で、街には中古車というものを見かけません。
みんな新車を買いたがるんですって〜。
10分も進むとこんな光景が。
なんだか、今日は高級車のオンパレードなの??
街行く車が全て高級車!!
お隣を普通にカウンタックが走っています。
すごーい!!
ペナンでもたまに見かけますが、こんなにたくさん!
右も左もポルシェにランボルギーニにロールスロイス!!
なんという国なんだ!!
メルツェデスベンツやBMWが普通車に見えてきた!!
人間の感覚って、本当に単純!!
街のショッピングモールの駐車場もこんな感じ!
ポルシェエリアとか、ロールスロイスエリアとかに分かれているんですよ。
普通車扱いのヴォルヴォとかレクサスクラスはまた別のエリアに止めないといけないんですって。
ということで今回はこちらのお店にお邪魔しました〜。
ロールスロイス・ドーハ店
さあ、勇気を出して中に入ってみましょう〜。
「こんにちは〜!」
いきなりこれですよ〜。
ドーン(Dawn)ニューモデル。
ドーハのお店では最新型しか取り扱ってないそうです。
QAR2,500,000-くらい。
もう桁違いすぎで感覚がしびれてきそうですね。
ちなみに内装はこんな感じ。
あ〜。
乗ってみたいな〜。
そう。
ここは夢の国。
夢見ることは無料です。笑
そしてお隣にあったこちらのお店にも立ち寄ってみました。
か、かっこいい〜。
レザーシートもチョイスが豊富!
いいなあ〜。
お金持ちの人の生活って、こんな生活なんだ〜!
そうそう、この街の生活的な物価はどうなのよ?
ということでスーパーマーケットもちょっと見てみました。
砂漠地帯なのにお野菜も結構ある。
値段もペナンとそんなに変わらない。
長ネギもバルセロナと同じように、太いやつ。
こちらのマトンはフランスからの輸入品でしたが、ほとんどはニュージーランドからだそうです。(1パック800円くらい)
これもペナンと同じくらいかな〜?
リブロースの牛肉は100gで240円くらい。
ここは敬虔なムスリム国なので、豚とアルコールはなかなか手に入りません。
マレーシアもムスリム国ですが、華僑系が多いためスーパーにも特別枠のコーナーで売っていることもあるのですが、ここドーハでは国の許可を受けた街の唯一のお店でしか買えないのだそうです。
なんてこった!!
特にアルコールは街のレストランでは販売しておらず、ホテルのレストランか自宅で飲むという2択のチョイスしかないとのこと。
今年2019年1月からアルコール価格も2倍に跳ね上がったそうで、例えばとあるレストランのバーでタイガービールの小瓶をオーダーすると大体1,500円くらいなんだとか。
ヒョエ〜。
この国、住めません。(断言!)
実はここに住んでいる友人を訪ねてきたのですが、彼女のコンドから見える景色がこれ。
10年前までは、本当に砂漠しかなかったそうです。
今は植物も増え、運河ができて、ボートでクルーズを楽しむ人たち。
現在ラマダン中なので、午後2時には皆仕事を引き上げ家でゆっくりしてから、午後7時ごろの夕食を楽しみにするそう。
街のあらゆるところでラマダンディナーが開催されていました。
せっかくなので我々もラマダン・ディナーを。
ビュッフェスタイルのアラビアンフード。
ウンウン。
ペナンでも見かけたことのあるこの感じ。
そうそう、これこれ。
ワインが飲みたくなる〜。
と言っても、アルコールは、ない!!
ビュッフェにはマトンとチキン、ターキーの盛り合わせミートがもれなく付いてきます。
これでお一人様 QAR150-(約4,500円)
せっかく美味しいお食事があっても、お酒なしかあ!!
食事後に少し街を散歩。
国全体がシンガポールのよう。
ペナンでいうと、街全体がストレイツキーのよう。
30人くらい乗れそうなプライベートクルーザーがたくさん停泊しています。
楽しそうだけど、、、お酒も飲まないで、どうやって楽しむの?(←個人的見解です)
うわ〜っと、ぱあ〜っと、いかないの?笑
う〜ん。
街はピンクやゴールドのネオンで綺麗なんだけどね〜。
どこもかしこもディズニーランドといった印象です。
どこも豪華なんです。
外なのに涼しいなあ〜って思ってたら、街のこんな工夫が。
ここの黒い部分からなんとエアコンが出ているんですよ。
だからお外にいてもここの空間は涼しい!
カタールの国は天然資源、主にガス、石油を輸出して財政を整えています。
特にガスは日本への輸出がナンバーワンなんだとか。
電気も使いたい放題。
国の90パーセントは外国人労働者で、10パーセントのローカルは既に働かなくても政府からの手厚い福利厚生でぶっちゃけ働かなくても裕福に暮らせるんですって。
いいな〜と思いつつも、うーん、複雑。
緑の少ない生活ということと、アルコールが手に入りにくいということと、自由が利かなそうな国。
好き好きあると思いますが、これが今の裕福層の暮らしなんですね。
数年後には空を車が飛んでそうな街のイメージ。
いかがでしたでしょうか?
皆さんも是非カタール航空でドーハのトランジットを楽しんでみてください。
次回は少しカタール航空についてまとめてみますね。
ボンボーノ@カタール
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