ペナンからヨーロッパへ旅してみた❷ バルセロナから南フランスへ列車にて移動 Penang to Euro Port-Vendre

みなさまこんにちは!

今日も本ブログを楽しみにして下さり有難うございます。

 

先日、ペナンからカタール航空にてバルセロナへ旅行してきました。

その時の情報を少しでも皆様におすそ分けしたいと思い書いています。

まだ①話を読んでいない方は⬇️こちらからどうぞ⬇️

カタール航空利用 ペナンからバルセロナへ飛んでみた From Penang to Balcelona

 

バルセロナ2日目の朝は、ペナンから6時間の時差ぼけが少しあるのか少し早めの起床。

6時には起きてシャワーを浴びて、8時には駅にスタンバイ。

8:25発のスペイン新幹線アヴェ( AVE)のチケットを無事に入手。(事前にWEBから買うこともできます)

飛行機搭乗並みの厳しい手荷物検査を経て、いよいよ列車に乗り込みます。

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出発10分前に列車は入線。

指定座席のもと乗り込みます。

バルセロナから目的地Port-Vendreの最寄駅Perpignan まで往復一人 ∈130-(約16,000円)。

まあ、新幹線と思えばそうなのですが、片道1時間10分くらいの距離で結構な金額。

列車内はこんな感じです。

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日本の新幹線は進行方向に合わせて座席が前後ろに変換できるのですが、ヨーロッパ列車はそこまで気が利いていないので、後ろ向きで走る事あるあるです。

そんな私らのシートも後ろ向きで走るのでありました。

お隣には食堂車があって、そこでは軽くコーヒーを飲むことができます。

1時間走ると、南アルプルスのなごり雪が見えてきました。

 

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さすが南仏らしい光景にうっとり。

ぶどうの木と見事にマッチングしているこの一枚を撮る事ができ大満足。

 

さて、乗り換え地点のペルピニャン(Perpignyan)に到着しましたよ〜。

ここではさすがお犬さま大国おフランスの光景を目の当たりにしました。

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お犬さま、さすがカッコイイハーネスを付けて、堂々と新幹線に乗り込んでいらっしゃいました。

いいなあ!!

ここからフランスの在来線(SNCF)に乗り換えて、一路目的地のポールバンドル(Port-Vendre)に向かいます。

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ここで、新たにチケットを買わないといけないのですが、フランスでは英語は基本厳禁だとうことを忘れてはなりません。

英語を当たりまえに話すことは嫌われる要因の一つになるので、まずはこう言います。

「パレー ジャポネーゼ??」(日本語話せますか?)

「ノンノン」

「お〜、パレー イングレース?」(じゃあ、仕方ないけど、英語は?)

「ウィーウィー」

な感じで仕方なく英語を話してくれます。

国境の町なのでスペイン語はスタッフさん全員オッケーでした。

まあ、そうですよね。

我々も日本にいて、いきなり外国人に普通に韓国語や中国語で話されても、???みたいになりますからね。

 

ところで、今回はどうしてこのポールバンドルという街に来てみたかったのか?

1、南フランスで地中海料理を食べてみたかったこと

2、誰も行ったことのない観光客のいない田舎町に来てみたかったこと

3、都心部と田舎町の物価を比較してみたかったこと

4、南フランスのローカルにまみれてワイン漬けになってみたかったこと

という理由が挙げられますが、4番が一番の決め手かと。笑

 

そういうわけで、ポールバンドルまでの乗り継ぎの合間に、ペルピニャンの街でフレンチブレックファストを頂いてみました。

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「アン・カプチーノ&クロワッサーン、シルブプレー」

さすがおフランスのクロワッサン、美味しゅうございました。

 

そして定刻に在来線は出発。

のどかな桃の木を見ながら列車は進みます。

あ〜、平和だ!!

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のどかな列車は約30分で無事にポールバンドルへ到着。

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誰もいない無人駅。

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ワンマンの落書きされた列車はそのままスペイン国境方向へ進んでいきました。

この無人駅で降ろされた我々はスーツケースをガラガラと引いて一路中心部へ。

 

すると、、、見えてきましたよ〜。

南仏の光景が!!

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か、かわいいやんか〜〜〜!!!

しかもこのプチ・モナコ的なこの風景〜〜〜!!!

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素敵だ〜〜〜!!!

 

ポールバンドルを検索しても、画像がなかなか出てこなくて、一体どんな街なんだろう〜?って思っていたこの夢の画像〜!

思っていたよりも可愛すぎる街でいやはや、お見合い相手に一気に惚れてしまったタイプ♪

港町でヨットもたくさん停泊しているし、このうっすらバブリー感が気取ってなくて心地良いし、且つお魚いっぱいでローカル感が見事に調和して、まさに好みのタイプ♪

 

街中に泊まっている車も何気にプジョー、チトロエン、ルノーとかの気品あるタイプ♪(←国産ですよ?)

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街中はさすがおフランスのお犬さま大国で、犬はいつも人間の子供以上に大切に扱われていて、レストランやスーパーマーケットまでも同伴できるというドッグフレンドリーカントリー。

いろんなお犬さまを見かけたけど、さすがに我が家のペキニーズはいなかったなあ。

やはりヨーロッパ系が多く、ヨークシャーテリアやダックスフンドが多かったです。

 

さあ、これがポールバンドルの風景です。

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小さい港を囲むように街が形成されており、4階建てのお家が一番背が高く、下が商店やレストラン、上がアパートやホテルの作りになっています。

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レストランはやっぱり洗練されていて、ちょっとコーヒーを飲むにも勿体無いくらい。(←どこの田舎から来たんですか?)

 

さて、今日のお昼は事前に調べておいたこのレストランへ。

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restaurant côté mer côté gers

3 Rue Jules Pams, 66660 Port-Vendres, France

さあ、勇気を出して中へ入ってみましょう〜!

「ボンジュール!」

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さすが、おしゃれな店内ですよ〜。

ウェイターさんは英語すら通じませんでしたが、メニューには敢えて英語が書かれていました。

まだ午前ですが、とりあえずバカンスなのでビールを一杯いただきましょうか。

20190507_125701.jpgペルピニャン地ビール ∈4-(約491円)

うを〜。

人生かつて見たことのないビール!!

これはペルピニャンの地ビールなんだとか。

でも、よく見たらカタルーニャのビールって書いてあるぞ?

まあ、いいか。

ダークなお味で美味しゅうございます!!

 

そしてこのレストランで是非食べたいと思っていたこの一品。

20190507_131405.jpg南フランス産オイスター ∈12-(約1,473円)

きっと養殖ですけど、このパフォーマンスはアリだと思います。

しかも、お味が濃厚で完璧〜〜!!

で、牡蠣といえばこれですね。

20190507_131715.jpgGlou Glou ∈14-(約1,720円)

これもペルピニャンの地ワイン。

レストランだというのにこのコスパ!!

日頃いかにペナンのレストランでぼったくられているか納得のいかない値段を払っているか。。。

ここでは笑いが止まりませんでしたよ。

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見よ!

この至福のひと時の怖いくらいの微笑みを!!

 

そして今日のランチの一品目の登場です。

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お魚ミンチのパイ。

手が込んでる感じで良かったですよ〜。

ワインをチビーリちびり行きながらね〜。

 

そして本日のメインはこちら!

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マスの種類だそうです。

あっさりとした塩味が日本人の舌に合い、且つオレンジがトッピングされ、うっとりとした仕上がり。

ソースはバターが入っていて、西洋の味付けにも大変身できるというマルチなトランスフォーメーション。

お魚の身もスッと取れて、程よい量でお値段共にパーフェクト!!

ちなみにこの2プレートで∈14-(約1,720円)という。

お魚臭さが全くなく、きれいに処理してあるな〜といった印象でした。

 

そして締めはカフェ。

20190507_141242.jpgCafe ∈2-(約245円)

フランスカフェも濃くて好みなタイプ♪

 

さて、お腹いっぱいになったら今日のお宿にチェックイン。

今宵はサービスアパートメントです。

20190507_122814.jpgGrand Apartment ∈67.6-(約8,300円)

広めのリビングに寝室が2つあるので、大人が最大4人まで泊まれます。

キッチンもあるので、大人旅に良さそうな環境でした。

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きっと夏場にはロングステイで来られる方が多いのでしょうね。

残念ながら今回は一泊のみですが。

 

荷物を置いて、コーヒーを飲んで少し休憩した後は、ちょっと街歩き。

今回のこのアパートのオーナーさんから、

「是非お隣のコリウールという街まで歩いて行ってごらん!絶対!おすすめ!!20分だけだから!!」

と言われたので、行ってみることに。

昼間からちょっとほろ酔いで歩いて出かけてみましたよ〜。

さすが!南仏の田舎街。

海もきれい!!

どこを歩いても絵になるわあ〜!

てくてくほろ酔いで歩くこと15分。

一山超えた海が見えてきましたよ〜。

ひや〜。

本当にきれい〜!!

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思わずポーズとっちゃったりして。

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やはり足元はペナンサンダルですが。笑

ここがコリウールの街。

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フランス人の秘密のリゾート地のようです。

街ゆく人はフランス人のローカルばかり。

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ナポリの卵城みたいな要塞が見えてきました〜。

そしてその麓に形成されたバリ島のアヤナホテルのロックバーみたいなところ

ってか、こっちが大元なんだろうな。

ここでもペナンのセレブぶりを発揮してみた。笑

フランスマダムには負けてられん!!笑

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しかし、やっぱり素でオサレやなあ〜。

ペナン世界遺産の街もだいぶ近くなってきた?けど、まだまだ足元にも及ばない。

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海の綺麗さが違うしな〜。

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はあ〜。

ため息の出る美しさとはこの事。

リオのコパカパーナビーチを彷彿とさせる。

港町なのにこの透明度。

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いや〜。

参りました。

 

自称ペナンセレブも日頃ここまで歩いた事が何年もなかったのでこれで降参です。笑

今日はペナンでの生活1年分くらい歩きました。

とう事で帰りは1 ユーロバスにてポールバンドルへ帰着。

 

この5月の時期は日没が午後9時くらいなので十分に観光を満喫できます。

アパートで少し休んでから、近くのレストランへ。

今日のお夕食はこちらです!

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Restaurant Le Chalut

8 Quai François Joly, 66660 Port-Vendres France

ポールバンドルの街の中央に位置するレストランです。

ここもフランス語オンリーだったのですが、予め食べたいものの写メを見せて無事にオーダーできました。

まずはビールから。

20190507_210127.jpgHeineken ∈3-(約368円)

なぜかハイネケンのミニボトルに1664のグラスでサーブ。笑

これに今回のメインはこちら。

20190507_211306.jpgブイヤベース ∈35-(約4,296-)

いやね、これ!!

やっちまった系のメニューでしょ。

夜は軽くって思っていたのに、ロブスターとエビ5匹と、お魚の切り身3切れと、ジャガイモたっぷりですよ。

メニューの金額も見てなかったのでこれ、そのボリュームから100ユーロ越えでしょ!と思っていたのですが、なんとも35 ユーロとは!!

ペナンだったらこのクオリティだったら普通にRM300-(約7,850円)はするでしょうね!!

今やペナンはシーフードは高いのです。海沿いなのにね。

後日、バルセロナの友人に聞いたところ、やっぱりバルセロナでも100ユーロ越えする内容だったようです。

 

そしてもう一つのメニューはこれ。

20190507_211408.jpgお魚のグリル ∈14-(約1,718円)

これもボリュームたっぷりで美味しかったあ!!

サフランご飯もモチモチでなかなか良かったです。

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付き合わせのパンも美味しそうだったのですが、平らげることができず。。。

もうね、ポールバンドルのシーフードとワインはサイコーでした!!

この為だけにまた来たい!!

それと、ワンと一緒に旅ができたら尚サイコー!

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レストランに普通に座っているんですよ。

しかも犬同士ケンカすることもなく、みんなおりこうちゃん。

おフランス〜。

ワインとシーフードとお犬さん大好きな人にとってはパラダイスな国ですね〜。

住みたくなってきた〜。(←寒いのは大丈夫なのかい?)

 

ただね、一つ問題が。

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ヨーロッパのほとんどの国はお昼休みが長くて、たまに食いッパグれる時があります。

翌日、列車の時間が中途半端でパグれました。

上の写真は、朝食も取ってなくて、且つこの日がフランスの祝日でどこもレストランが開いてなくて、仕方なく唯一営業していたフランスオヤジの集まる競馬バーに駆け込んだところ、「ビールしかない」と言われ、困った時の写真。

腹減ったよお〜。

で、唯一見つけた ペルピニャンのレストランで気分を取り直したところ。

20190508_140627.jpgサラダ、フィッシュアンドチップス x2 プラス赤ワインハーフデカンタx1∈35-(約4,296-円)

これも結構お得だと思いましたよ〜。

南フランス最高〜。

 

南フランスといえば、マルセイユやコードダジュールが定番ですが、敢えてバルセロナに近い田舎町を選びました。

観光客のいないフランス語しか通じない街を歩くのもなかなか楽しかったです。

ただ田舎はどこの世界も車社会なので、公共の交通機関を利用して移動するにはちょっと不便なのでレンタカーがあると便利かと。

街を歩くたびにすれ違う人と挨拶をするローカルではの人の優しさに触れ、短い滞在でしたが地元民になった気分で観光させていただきました。

ポールバンドルの皆さん、ありがとうございました。

 

あと、通過点であったこのペルピニャンの街は実は「サルバドール・ダリの拠点なんだぞ!」と地元の人が言っていたのですが、WIKIで調べてもその根拠が出てこないんですよね。

誰がご存知の方教えて下さい。

20190508_144400.jpg

というわけで南フランスのペルピニャンとポールバンドルのリポートでした。

 

次回はバルセロナに戻り、スペイン人と結婚した友人宅のディナーと海辺での絶品パエリアの昼食をお届けします。

ボンボーノ@南フランス

(60) 013-497-9778

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