ペナンの客家(ハッカ)料理は日本の筑前煮みたいだった! 豆腐村 Tofu Village Penang

みなさまこんにちは。

今日もマレーシアのペナン島より発信しております。

 

常夏のムスリム国ですが、ペナン島もクリスマスツリーが豪華です。

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*ガーニープラザG floorの様子です
クリスマスと旧正月(2019年は2月5日・6日)の前になると、いろんな市場の値段が上がりが顕著になります。

特に魚介類の物価高騰は毎年異常で、国内のマーケットを守るためにマレーシア政府は、新年度1月1日より2月28日まで、シンガポールに鯖、イワシ、カツオ等の種類の魚とエビを輸出しないことに決めました。

また、先月より卵の値段も上昇(10個あたり平均20セント)しています。

右肩あがりのマレーシアの物価上昇は止どまるところを知りません。

国民の生活は豊かになってなるのか、苦しくなっているのか、どうもわからない今日この頃です。

 

さて、今日はたまたま通りかかって以前から気になっていたこちらのお店に来ました〜。

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 Restran Tofu Village 

88 Lebuh Gereja Georgetown 10200 Penang Malaysia

 

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豆腐村??

気になりますよね??

ということで、勇気を出して中に入ってみました〜。

 

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なんか、写真といっても昔流行った「チェキ」がたくさん。

小さな店内です。

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ここのオーナーさんは、シュナウザーというワンちゃんを飼っているとのことでワンびいき。

お外の席にワンと一緒に座らせていただきました。

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外のバナーにあるようにランチはRM7.9~からあるようですが、ひとまずはメニューをチェック。

 

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マレーシアの華僑は、大きく「福建(ホッキエン)」「長州(テオチュウ)」「客家(ハッカ)」という地方に分かれるそうで、ここは「客家」のお料理になるそう。

それぞれの出身の方がそれぞれにプライドを持って自身の事を「ハッカ人だ」という風に言います。

日本の「北海道」「本州」「九州」に分かれるような感じなのですかね。

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そうか〜。

客家は豆腐料理が自慢なのですね。

 

オーナーさんにここのお勧めを聞きましたところ、「任せなさい!」とのことでしたので、シグネチャーを持ってきてもらうことにしました。

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そして、せっかく豆腐やさんに来たのだから、お飲み物はとりあえず「豆乳」で。

20181211_115427.jpgSoya  RM3.5-(約93円)

*本日のレートは1RM=26.70です(リンギ下がりすぎ!)

うん、甘さ控えめで美味しいです。

さあ!

おまかせのメニューも早速登場ですよ〜。

20181211_115937.jpgHakka Rice Wine Chicken RM14-(約373円)

チキンをワインに漬けて煮込んだもの。

こういう郷土料理をいただく瞬間がワクワクするんですよね〜。

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大きめのチキンレッグと、キクラゲ、ナツメグ、生姜、レンコンが入っています。

お味のベースはお醤油で、ほんのりジンジャーとごま油の香りがします。

ベースはお醤油なのですが、何故か味噌のような煮込みの感覚でいただけます。

20181211_115942.jpgRice RM3.2-(約85円)

これはやっぱりライスが必要でしょう〜。

そしてもう一品は?

20181211_120106.jpgHot Spicy Yong Tao Fu RM16-(427円)

「辛いのは大丈夫か?」

と聞かれましたので、

「大歓迎!」

というとこちらを出してくれました。

ヨン・トウフというと、スープにたくさんの野菜と練り物が入っているあの器を思い出すのですが、ハッカのヨン・トウフはイメージが大違いでした。

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ベースはポークの煮込み料理です。

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豆腐、レンコン、ゴーヤ、豆。

これがポークミンチと一体化して、よく煮込まれています。

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こちらも味噌のようなベースで、ごま油の味が効いています。

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日本でいう「筑前煮」ですね。

それにややチリを足した感じです。

美味しい!

これはご飯が進みますよ〜。

 

今日は良い郷土料理を頂きました。

我が家のワンx3も大満足です。

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ジョージタウンをぶらぶらとするついでに是非。

 

以上、豆腐村ジョージタウンさんのリポートでした。

ボンボーノ@ペナン

(60) 013-497-9778

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5件のコメント

  1. またまた、素敵なお店発見ですね
    お豆腐料理って日本は有りそうで、意外に少なくないかな?
    普通に醤油、生姜か?お鍋に投入ってのがお多い気がします
    マレーシアのバブルがちょっと心配な今日この頃です
    日本の二の舞だけは避けて欲しいところです

    いいね

    • そうですよね。ペナンでも何かに特化しているレストランは少ないです。
      そう、マレーシアだけではなく、近隣のタイもベトナムもシンガポールに続けと言わんばかりに物価上昇は半端ないです。
      さあ、どうなることやら、、。

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  2. どこかの記事で読みましたが、マレーシアは外資系の企業が多くの工場を建設しているので、人件費の高騰は、ラオス、ミャンマー、バングラデシュへ移行を引き起こし、経済破綻が懸念される(アキレス腱)との事でした。独自の技術を開発したら別ですけど… 中国が正にそうなりましたね~人件費が3倍くらいになって、品質変わらず悪いまま→日本に工場戻す(HONDA等)のが典型的な例です。月10万出すんなら、田舎だったら人は集まりますヨ

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    • お返事ありがとうございます。

      >人件費が3倍くらいになって、品質変わらず悪いまま→日本に工場戻す
      >月10万出すんなら、田舎だったら人は集まりますヨ

      全くもってそのとおりです。
      今ではローカルも特にチャイニーズはRM3000-出してもまともに働いてくれないです。優秀な人はみんな起業しますし。
      日本人の方が確実だし、悪さしないし、今後工場は日本に戻って行くと思われます。

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  3. Hondaは、中国に大工場を建設してバイクを製造していましたが、品質が悪すぎて、日本でもう一度解体→組み立てを行っていたそうです。確かに、私が乗っていたバイクも9年目で電気系統のトラブルで廃車(- -)。撤退時に、技術は全て現地の人に教えなくてはならず、技術は盗まれるわ、品質悪いわ、人件費は高騰するわで、九州に工場を移転して、再稼働しています。結局、人件費が3分の1でも仕事が3分の1だったら、一緒です。経営者も考えないとね~

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