ボンボーノは無事にミャンマーよりペナンへ戻り通常営業を再開しております。 旅行は終わりましたが、ストーリーを追って綴らせていただきます。 どうぞお楽しみください。
さて、今回のミャンマーのハイライトであるゴールデンロック。
ヤンゴンから列車で5時間、そしていよいよこのトラックに乗り標高1,100メートルにある聖なる街チャイティーヨーのゴールデンロックに向かいます。
ゴールデンロックまではかつて車もなかった頃、人々は歩いて登ったそうです。
それが今では立派なトラックが運んでくれるようになりました。
今回お世話になるのは、旧オーヤマ製作所さんのトラックです。
日本車は強い!と誰もが太鼓判を押してくれます。
そしてシートはこんな風にスティールの板一枚。
シートベルトも付いています。
荷物は後ろに詰めて、一列に6人が座ります。
合計42シーター。
って、いくら日本車って言っても定員オーバーすぎじゃないか??
乗らないなら歩いて行ってよね。
いや、乗りますとも!
これも自己責任で!
さて、トラックがいっぱいになり次第で出発。
みんな心して、手に汗握って乗り込みます。
さあ、出発しますよ〜。
道中、揺れるどころじゃない。
すごい勢い。
みんな必死に掴まれるところに掴まります。
山の道は険しく、急勾配なので、かつ車は勢いがないと途中で止まってしまうため、猛スピードで走るのです。
振り落とされそうになるわ、タイヤはキュルキュル鳴るわ、どうなってんの!!??
気になる動画はこちらから!
もはや運転手は後ろに人が乗っていることさえ忘れているよう。
途中、山のひんやりとした空気に変わるのを肌が感じます。
頂上に近づくにつれスピードを速める運転手。
恐怖を通り越して、終始笑いが止まらない車内でした。
40分の恐怖のジェットコースターが無事に終わり、頂上に到着したらこの絶景。
Breath-taking!!
ここは本当に空気が綺麗。
そこでこんなお姉さまが。
「荷物運ぼうか?」
だいたいMMK1,000(約100円)くらいで運んでくれます。
ホテルも場所がわからないし、ポーターさん代わりにいいかも。
「じゃあ、お願いしまーす」
「ヘイヘイ、この椅子にも乗ってくれよ」
お値段を聞いたらMMK30,000(約3,000円)とのこと。
さすがにそんなお殿様みたいにならなくていいよ〜。
ということで、このお殿様シートはお断りしましたが、さっきの籠のポーターさんはここでチェックポイント代を払ってね、等教えてくれたのでスムーズでした。
チェックポイント代 MMK10,000-(約1,000円)
外国人はここで入山料を払います。
一つの寄付と思っていただければ。
ここを過ぎると今回のチャイトーホテルに到着。
このホテルがゴールデンロックに一番近いホテルだと思います。
今回は3回参拝しないといけないので、ここにしました。
チャイトーホテル 6,597円(決済時のレートです)
* 料金はシーズンにより異なります
お部屋はこんな風にシンプル。
エアコンつきですが、この時期の夏の一番暑い日でも朝晩は20度以下になるので必要ないかも。
そしてベランダからはこの景色。
心が洗われる。
山の暮らしも良さそうだ!
お隣はマウンテンビューホテル。
ということで、のんびりしてられませんよ〜。
これから早速お昼のゴールデンロックへ徒歩でまいります。
ここからゴールデンロックまでは約500メートル。
さあ、出発。
とにかくひたすら参道を歩きます。
途中、こんなに可愛いサヤド(僧侶)さんも。
そして途中の展望台からいざ!見えてきました!
ゴールデンロック!
Irresistible~!
ため息の出る美しさ。
そして目下にはこんな景色も。
さあ、あのゴールデンロックを目指してもう少し歩きます。
途中、ここで寝ている人が!
ここで寝ている犬も!
平和すぎ!!笑
ここに参拝するのに、こうやって野宿して朝から晩までお祈りをするんですって。
なのでみんな弁当持参で頑張ってきていました。
そしてついにゴールデンロックさまが!
すんばらし〜!!
ついに来たよ〜。
会いたかったよ〜!
威風堂々!!
なんだか神聖な気分になってきました。
仏教ってすごいな。
お供え物もたくさん!
さあ、ここでちょっと待った!
お祈りを終えて、ある程度写真を撮ったら一旦夕食タイム。
ここから夕陽と夜のゴールデンロックまで長い時間になりそうなので、一旦ホテルに戻り夕食です。
今回はホテルすぐ近くのレストランでの夕食です。
お魚のマリネ風カレー MMK4,500(約450円)
焼きそば MMK3,000(約300円)
ここはアルコールなしのエリアなので、こんな感じでサクッと済ませ、再び夕陽のゴールデンロックへ。(←お酒がない食事はこんなに早いのかと実感、笑)
この時期の夕陽は18:20頃とのことで、駆け足で再びここに到着。
お腹いっぱいでこの景色〜。
幸せだ〜。
こんな綺麗な場所に。
しかもこんな山奥に、昔の人はよく見つけたなあ!
絵になる。。。
夕陽とのコントラストがとてもなんとも言えない美しさ。
一周ぐるりと回ったけど、どこから見ても圧巻。
お天気も良く、夕陽も最高。
ライトアップも始まります。
ゴールデンロックさま、素晴らしいです。
この時間からサヤドも次々と。
ここまで長い道のりを来てよかった。
2度目のお祈りを経て、夜が更けます。
さらに!
夜のゴールデンロックも最高なのです。
なんと神秘的な。
まるでプロが撮ったみたいでしょう。
素人の携帯カメラでこれですから。
下から覗き込む。
お線香の煙がまたなんとも言えない風情。
みんなお祈りをしにはるばるやってきました。
ずっといても飽きないくらいにとても神聖な場所でした。
夜が更けていくにつれて体感温度も下がり始めたので、またホテルに帰るとします。
本当にありがとう。
ワンちゃんもここで寝るのかい?
見知らぬ人にお腹見せちゃって。
ここで怖い人に会ったことがないんだね。
お前たちは野良だけど、ここは幸せそうでいいね。
縄張り争いはあるかもしれないけど、広々としたお散歩コースはたくさん。
トイレは我慢しなくて良いし、重い首輪もつけなくて良い。
狭いお部屋で何時間も留守番もしなくて良い。
気候に恵まれ、みんなで寄り添い合い安心して寝れる場所がある。
ガリガリと痩せた仲間もいない。
自由に生きている日本の野良ちゃんはね、捕まえられて殺されてしまうんだよ。
ここはみんなが助け合って生きているということを感じたひとときでした。
つづく
あとは、現地での情報はヤンゴンのこちらの旅行社にご協力いただきました。
MJ World Tour Transfer Co,.Ltd
ヤンゴンからゴールデンロックまでの日帰りの専門旅行社です。
日本人常駐でミャンマー語しか通じない環境では嬉しい限り。
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日本語がペラペラのミャンマー人スタッフさんもいて、とても感じがよかったので是非おすすめです。
皆様も是非ミャンマーへ!
ボンボーノ@ペナン
(60)013-497-9778