数日前からほんのちょっとだけ涼しくなりました。 午後のスコールが清々しい季節です。 じゃあ、久々にジョージタウンでも散策を!をお休みの日に少しジャランジャラン(マレー語でぶらぶらするという意味です)してみましたよ。青い空と緑と、遠くに見えるビクトリアメモリアル時計塔が良いコントラストを奏でています。 ジョージタウンでも、数年前からレンタサイクルが始まりました。
レンタル代は1RM(約278円)だそうです。(2018年現在) *本日の為替レートは1RM=27.86円です これを借りてみたいと思うのですが、、。 ボンボーノにはこの子たちがおりまして、、、。
もう乗り込んでる!! 運転手のおじさまもニコニコ顔ですし、、。 ということで、今日はこちらのトライショーにお世話になることになりました。 この乗り物は、トライショー、シクロ、トゥクトゥクなどと呼ばれていますが、「三輪車」という意味ですね。 マレーシアとベトナムが有名です。
さあ、では目的地へ向かって出発しますか。
2012年からこのジョージタウンの変貌ぶりを観察していますが、だいぶ綺麗になってきています。
リンクハウス(壁がお隣さんと何軒も繋がっている建物)も、かつては古臭いだけ(←すみません)でしたが、少しづつお化粧直しされて味がある感じで奥ゆかしい街並みになっています。 針金アートもインパクトを与えすぎず、バランスが良いです。
世界遺産の街として、残すべき窓の位置や大きさが工夫されていますね。
かと思うと、モスクが現れたり。
街並みの変化があって面白いところです。 ところで、運転手のおじさま、もう結構なご老体だと思われるのですが、大丈夫かな? 「モーマンタイ ラー!」(問題なしだー!) すごいな、、。 さあ、まもなく目的地のカンプンマラバーKampung Malabar通りに入ります。
香料の村と言う意味のこの通りはかつて「日本新路 Japanese Street」と呼ばれ、唐ゆき(からゆき)さんと呼ばれる日本人女性が多く滞在していたと言われます。
明治時代から大正時代にかけて、夜の働き手としてシンガポールに連れてこられた女性たちの一部が、虎に喰われるか男に喰われるか?の思いでマレーシアのジャングルを超えてここまで逃げてきたと言われています。 *参考文献はこちらから(シンガポール在住シンさんの記事です) 👉「虎に喰われるか、男に喰われるか?」歴史教科書には載っていない過去の日本人女性たちの存在 そんな、日本の教科書では教えてもらえなかった歴史のあるこの通りに、今日のレストランはあるのです。 こちらです!
漢記 Hon Kei Food Corner 43&45 Kampung Malabar 10100 Georgetown Penang 入り口はこんな感じです。
さすが、世界遺産の作りですね!
お店の横はオープンエアーになっていて、屋台っぽい感じもヨシ! さあ、早速中に入ってみましょう〜♪ 「ニーハオ〜!」 スタッフさん達がせっせと動いています。
メニューはこちら。
お店の人に聞くと、ここはポークスープ専門店なんだそうです。 「ポークのどの部分がいい?」と聞かれます。 Minced →ミンチ Brain →ミソ Kidney →腎臓 Tripe →胃 Intestine →腸 Lever →肝 Heart →心臓 英語の勉強になりますね。 改めて羅列して書いてみるとちょっと正直ゾッとしますが。笑 今回はわからないのでミックスでオーダーしてみました。 それから、今日はワンちゃんが一緒なので、ターパオ(お持ち帰り)で! マレーシアのテイクアウェィはこんな感じになります。
これも最初はちょっと引いてしまうかもしれませんが、よく考えると一番清潔でエコな方法かもしれませんね。 それからタッパーなどの容器は漏れてしまうことがあるのですが、これなら持ちやすいし漏れることもありません。 さあ、無事に自宅に着いたら、器に入れてみましょう。 麺が伸びないように、別の袋に入れてくれています。 こちらは細麺。
そしてこちらは太麺。
なぜか太麺は細切れになっているのが気になりますが。笑 これにスープを投入。 こんな感じになりました。
Mix Pork Soup ミックスポークスープ RM9.8-(約273円) 盛り付け、大丈夫でしょうか? このスープがとても美味しい! とんこつラーメンのスープをちょっと薄くした感じ。 それにこのヌードルとカイラン(チャイニーズブロッコリー)がうまく絡みます。 もう一つはこちら。
Salted Vege Soup 高菜スープ RM10-(約278円) *細麺込み これがまた、二日酔いなんかの後に胃に染み渡る旨さ。笑 ポークのダシと酸っぱい高菜の味と、トマトの甘酸っぱさ、そしてポーク自体のパンチ。 無言で箸が進みます。 それから、マレーシア通な方にはこれも!
チリパディ(無料) マレーシアに長く住んでいると、これが当たり前になってしまいます。 ちなみに麺は、太麺、細麺、ビーフン、ミックスからチョイスできます。 あと、おかゆバージョンもあるそうですので次はそれを試してみようかな。 ふんだんに入っている具材と、このスープ自体の量は男性の大人が食べても結構な量です。 ジョージタウンをちょっとブラブラと歩いてみる機会があれば是非。 以上、漢記 Hon Kei Food Cornerさんのリポートでした。 ボンボーノ@ペナン (60)013-497-9778