ペナンの美しいニョニャ料理をカジュアルに Winn’s Cafe Penang

なんだか、ヘイズ(煙害)のようなものが漂いつつある空気のペナンです。

KL(クアラルンプール)の方では時折、煙たい匂いがするんだそうですね。

どうにか青空が続きますように。


さて、マレーシアの料理といえば、「ニョニャ」。

そういえば、ペナン島に来てからこんなにいろんなレストランがあるのに、ニョニャは数える程しか行っていなかったなあと。

ということで、今日はこちらのお店にお邪魔してきましたよ。

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Winn's Cafe(地図
2 Jalan Irrawaddy George Town 10050 Pulau Penang Malaysia
Tel 019-451-1631
日曜日定休

ペナン日本領事館裏のIrrawadi Roadのあのお洒落なストリートですね。

すっかり有名なHarvest Inさんの姉妹店である、「Harvest Times」さんのお隣です。

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お店の前に車を止めるスペースが数台あります。

さあ、中に入ってみましょうね。

「ハロ〜」

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シンプルなインテリア。

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パンダンリーフで作ったお花なんかも飾ってあったりして。
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テーブルにクロスをかけると高級な感じになるのですが、そこは敢えてカジュアル感を演出しているような気取らないレストラン。

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さて、メニューを拝見いたします。

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表紙もシンプルで、色合いも素敵。

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まず目に入ってくるのが、ニョニャといえばカレーですね。
この一番下の「アッサムチュミス」っての、気になるなあ!

それから「カピタンチキン」も。

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お店の方のオススメはこの二番目の蒸し魚のカレーと言っていました。

サイドメニューはこちら。
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う〜ん、迷うなあ!!

かつ、どれをどんな風にどのくらい注文してよいものかいまいちわかりません。

日本にはないスタイルですからね。

その他のメニューは以下にも。

悩みに悩んでいると、お店の方がこのセットを頼むと上記のメニューが少しずつ食べられる、とのことでしたので、「ではそれで!」ということに。笑

このセットです。
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先ほどのカピタンチキンと、アッサムチュミスでセットAとBを一つずつお願いしました。

ちなみにドリンクメニューはこちら。
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ハラルレストランなので、メニューには「ビール」と書かれていませんが、ちゃんとありましたよ。

カールスバーグRM10.5-(約315円)

それでは、いよいよお料理の登場です〜!

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SetB 

うわ〜、これって、いい感じのおつまみアパタイザーですね〜!!

日本の懐石料理を思わせるような。

左上のがチキンLoh Bakと言って、春巻きならぬ肉巻き。
左下はCucur Udangと言って、エビ天。
右はAcar Rampaiと言って、野菜のピクルス、漬物です。
真ん中はJiu Hu Charと言って、Jicamaと呼ばれる根菜とイカの炒め物。


*Jicamaの写真です。
Yam Bean とも呼ばれていますね。(写真お借りしています)

それから、もう一つのセットはこちら。
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Set A

これもいい感じ〜。

ワインが欲しくなります〜♪

聞くと、「今度ワイン持ってきてね〜」との店主のお声が。
是非是非ぜひとも持ち込みさせていただきます〜。

特に左下のオタオタ(OtakOtak)は、お魚のすり身とハーブとスパイスの練り物で、とても手が込んでいる一品です。
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右のピンクがかった白いのはシャロットオニオンで、日本で言うらっきょうみたいなお味。

レタスの上に乗ったものは、Sambal Hea Beeといって、エビとピリ辛(サンバル)のペースト。

よし、次回はこれとワインを片手に、ちびりちびりアイテムに決定〜〜!!

さて、ちびりちびりの気分のところに本日のメインが。

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Asam Tumis

このミントがたまらない。
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お味は、アッサムラクサの感じ。
すこし酸っぱい系です。

これをバタフライピーで炊き込んだご飯でいただきます。
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青色というのは、どうしても食欲をそそらない傾向にあるのですが、ヘルシーフードとしても注目を浴びているんだそう。

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こちらはお魚ダシと生姜のスープ。

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以上が一つのセットメニューになります。
Asam Tumis +Aセット RM28-(約840円)

見た目も美しいマレーシアのニョニャ料理です。

ところで、このバタフライピー(蝶豆ちょうまめ)と言うお花は東南アジア原産のもので、若返りのお花とか、美人になるお花とも呼ばれていて、お茶にして飲んだりするものです。

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日本では、沖縄の竹富島でも見られるのだとか。
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そうか。ニョニャはお料理の見た目が美しいだけではなくて、食べる人をも美しくするのですね。

出遅れましたが、こちらがカピタンチキン。
WP_20170819_20_22_25_ProKapitan Chicken+ SetB RM22-(約660円)

ココナッツの香りと、カレーのスパイスがうま〜く溶け込んで、とっても美味しいカレーのお味がします。

ペナンのタイ料理でも未だ美味しいグリーンカレーに出会ったことがないのですが、このココナッツカレーで満足かもしれません。いやそれ以上かも。

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Inchi Kabin(Fried Chicken)Rm18-(約540円)

これもやわらかジューシーでした。

ニョニャのデザートもお見逃しなく! 
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ティラミスもパンナコッタも美味しいのですが、ここは敢えてローカルデザートで。

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左 Bee Ko Moi RM3.9-(約118円)
右 Sago Gula Melaka Rm3.9-(約118円)

Bee Ko Moi とは黒もち米のほんの少しのしょっぱさとココナッツミルクの甘さを融合したデザート。ロンガンのトッピングでこれが病みつきになりそうな、くどくない甘さ。
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Sago Gula Melakaは「マラッカのでんぷん砂糖」という意味だそうで、なんとソテツの木からでんぷんを取った、もち米のような食感のデザートです。

いずれも日本で言うプリンみたいな感覚で昔から食べられていたものなんでしょうね。
ヘルシーです。


さて、今回はお食事中にいろいろと説明をしてくださいました。

お食事を一層おいしくして下さった店主のWinnie(ウィニー)さん。

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とっても穏やかで、繊細な方なんですね。

それがお料理によく出ているような印象でした。

美しい人のお料理は、見た目も本当に美しかったです。

今日はおご馳走さまでした。

またお邪魔しますね。


以上、ウィンズカフェさんのリポートでした。

ボンボーノ@ペナン
013-497-9778


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