6月21日の夏至を過ぎると、マレーシアは「秋」の季節に入ります。 ずっと降らなかった雨も、バケツをひっくり返したかのようなスコールで、大地に恵みの潤いを与えます。 ようやくペナンの暑さが和らぎ、過ごしやすい日々が続くことと思われます。 今年のラマダンもあと少し。 ハリラヤにジョージタウンヘリテージの祝日が重なり、これからペナンの街はお祭りモード一色になりますね。 さて、今回は前回のリポートの後編になります。 前回の記事はこちら➡︎ Fresh Fruits 日本びいきの台湾人オーナーが手がける日本食やさん Fresh Fruits 煎茶工房(地図) 4&6 Lorong Teras Jaya8 Kawasan Perniagaan Teras Jaya 13400 Butterworth Penang Malaysia Tel 04-313 3372 こちらに来られたら、是非ジェームスさんに声をかけてみてくださいね。 では、いよいよオーダーに入りましょう! まずは、こちら。枝豆 RM8-(約240円) イイ塩梅の塩加減と、少し硬めの茹で具合がちょうどいい枝豆です! 続きましてはこちら。
台湾揚げ豆腐 RM6.5-(約190円) これ、表面カリカリでパクチーがのっていて、エキゾチックでエスニックな味で好きです。
青菜(レタス炒め)RM8-(約240円) これもアジアンな感じでいいおつまみになります。
和風ソース焼きそば RM18-(約540円) このお店のシグネチャー的存在のこの一品。 これがほんと日本と全く一緒のお味なんです。 というのも、ジェームスさんは日本の大ファンで、年に何度も足を運んで日本のお味をチェックしに行くそうです。 お気に入りは大阪と長崎なんだそうです。 だから彼は、大阪で自身が学んだお好み焼きのことを、「大阪焼き」と呼んだりするほど。 (今回は焼きそばとお味がかぶるのでオーダーしませんでしたが、大阪焼きもオススメです)
ソースや調味料は全て日本から独自のコンテナで輸入したものを使って調理しているそうです。 上に乗った鰹節も日本のお味そのまま! このお味はありがたい。 そして驚きのこちらのメニュー!
長崎皿うどん RM22-(約660円) ペナンで長崎皿うどんが食べられるとは! しかもバターワースで!笑 なるとも入っていますよ〜。
皿うどんの麺は、あんかけのトッピングとうまく絡んでふにゃふにゃになった麺と、ちょっと硬さの残った麺をコラボさせて食べるのが長崎風。 あ〜。最高です。 もうお腹がいっぱいになる頃にこちらも到着〜。笑
唐揚げ RM10-(約300円) 胸肉の唐揚げです。さっぱりしています。止まらないやめられな〜い♪ こちらのお店の人気メニューはこちら!
マンゴーかき氷 RM11-(約330円) マンゴーのお味も良いし、変わらぬ美味しさなのですが、以前よりもだいぶ小さくなりました?
宇治金時 RM8-(約240円) こちらもだいぶ小ぢんまりとなりました、、。 それから少しお砂糖の量を減らした?のか、薄味になっていました。 ジェイムスさんのお店に来れて、懐かしのお味を堪能できたのはとても嬉しかったのですが、、。 すみません。言わせてもらうならば、、正直、、、。 お値段が半端なく上がっています!!(←断言) 例えばね、昔のメニューの写真がここにあるのですよ。(←なぜ持っている?) こちらです。
長崎皿うどん *Was RM14-(約420円) *Now RM22-(約660円)
台湾揚げ豆腐 *Was RM4.5-(約135円) *Now RM6.5-(約190円)
枝豆 *Was RM5-(約150円) *Now RM8-(約240円)
和風ソース焼きそば *Was RM10.5-(約310円) *Now RM18-(約540円)
青菜 *Was RM6-(約180円) *Now RM8-(約240円) いかがでしたか? 全てが約1.5倍になっています。 まあ、リンギット安で輸入が不利になっていること、人件費の高騰による人材確保が難しくなっているこなどが重なり、お店側としてもこれまでのお値段では利益が上がらないそうですね。 確かに、今までのお値段は申し訳ないくらい安かった、いや安すぎた感がありました。 追い打ちをかけると、以前はサービス料の10%もなかったものが、GSTと併せてさらに16%も追加されるという。 ジェームスさんのお店だけではなく、たくさんのいろんな商品が今年に入ってから一気に上がりました。特にここ数ヶ月、ペナン島は2017年の春ごろからものすごくいろんな物の値段が上がりました。 すこーしずつわからないように上がっていたものが、一気にドカーンと、です。 これがいわゆる、2020年に先進国入りする街のインフレ現象なのでしょうか。 それに対して人々はお金を払うことをためらう。これでは需要と供給がミスマッチし、負のスパイラルが続くことになり、スタグフレーションが起こる恐れも。 だけど、それとは裏腹に次々に建設される新しいコンド群、、。 まったくどうなることなんでしょうか。 2018年にはペナンの街並みもすっかりと変わってしまうのではないかと懸念しております。 ペナン島が他の先進国と変わらない風貌になってしまうと、少々寂しいようなつまらないような、複雑な気持ちになります。 便利なのはイイことなんですけどね。 不便なのもなかなか楽しいんですよね。 それでは今日はこの辺で。 以上、Fresh Fruits 煎茶工房さんのリポートでした。 ボンボーノ@ペナン 013-497-9778