ペナン屈指の有名カリーミー そして肉まん Penang Curry Mee & Pork Pao

ラマダンもなか日になりました。
「Nuzul Al Quran」はあと半分を乗り切りましょう!という国民の祝日になっています。

夕方、知り合いのマレー人の方に

「あと少しで'itfar イトファー’だね!」

というと、みんなニヤニヤ笑ってくれます。

ラマダンの時期の「食べる時間」という意味なんだそうです。
この時期の夕食は、豪華なテーブルになっているそうですよ。

夕刻に声をかけてみてください。
みなさんのリアクションが微笑ましいです。


さあ、今日はこちら、タンジュンブンガにある、ローカルフードのご紹介です。

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お店の名前は、すみません、よくわからないのですが、地図はこちらです。

地図はヒルサイドカフェになっていますが、そのお隣です。
(↓ このお店のお隣さんです。)
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そう、名もなき有名店。

「お名前は?」

「いえいえ、名乗るほどでもありません」

みたいな。笑

お店の前に、日本のコンビニでよく売っていそうな肉まん&あんまんが並んでいます。

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これがホーチャ!なのですよ。
(*ほーちゃ!Ho Chiakとは福建語で’美味しい’という意味です)

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大きい肉まんや小さいチャーシューパオ、焼売(シュウマイ)も、おこわもあります。

お値段はこんな感じです。

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適当にこれとこれ、と指差してオーダーすると袋に入れてくれます。

あ、今日はこれもありますね!

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豆腐です。

これは日本の豆腐に似ているのですがプリンみたいな食感で、こちらでは黒蜜をかけて、デザートとして食べるものです。

ヘルシーですし、大人はもちろん子供さんのおやつにいいのではないでしょうか。

それからこちらの紙に包まれたのは、ナシレマと言って、マレーシア人のソウルフードですね。
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ココナッツで炊きあげたご飯と、チリソース、チキンorイカンビリス(小魚)が入っています。

前振りが長くなりましたが、それではご紹介しましょう!

カリーミーマスターのMr Chewさんです〜!

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普段はこんな風に真剣にお仕事していらっしゃるのですが、
「今日は写真撮ってもいいですか?」
と聞くと、こんなポーズを取ってくれましたよ。

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Chewさん、実はとっても有名な人。

ペナンで屈指のカリーミーマスターにランクインされた方なのです。(確かペナンで3位)

ミスターチューイズベリーフェイマス マカンシーフー インペナンマ〜!
(訳:チューさんって、ペナンで有名な師匠なんでしょう〜?)

こわばっていた表情がちょっと緩んだ瞬間を見逃さない。

フーセイライクディスア〜?
(訳:誰かがそう言ってたか?)

イエース、ベリフェイマスロ〜?
(訳:ええ、とっても有名よね〜?」

恥ずかしそうにはにかむ様子がとてもとってもチャーミング。

「トゥデイ、アッサムラクサワン、カリーミーワン、ターパオキャン?」
(訳:今日はアッサムラクサひとつとカリーミーひとつ。持ち帰りお願いします)

マレーシアに来てからこんな感じの英語になってしまったのですが、これで通じます。笑

「オッケーキャン」
(訳:はい、大丈夫です)

そんなやりとりをしながらシーフー(師匠)は持ち帰り用のヌードルを作ってくれています。

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スープはちゃんとダシをとって優しいお味に仕上げています。

だから、ロングランでたくさんの客様から支持されているのでしょうね。

日本人のお客様で20年以上通ってくださっている方もいらっしゃるとの事。

お持ち帰りをしない場合には、お店で食べることもできます。

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エアコンなしなんですけどね。

ここの上階にも席があります。

さあ、できましたよ。

マレーシアの持ち帰りはこんな風になります。

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この光景、最初はぎょっとしたものですが、タッパーに詰めるよりエコですし、ある意味清潔感たっぷりですよね。

そしてそれを家に持ち帰り、器に盛り付けてみます。

どうぞ!
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アッサムラクサ Assam Laksa RM5-(約150円)

自宅でいただく場合はお好みで少し野菜を増やしてみたり。

少しすっぱいお味が常夏の気候に合うのでしょうね。

そしてこのお店のシグネチャーカリーミーはこちら。
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カリーミー Curry Mee RM5-(約150円)

カリーミーを最初に食べた時は、どうしてこんなものを食べているのかなあ?と不思議なお味でした。

でも、何度か食べているうちに、病みつきになってしまうお味です。

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おとうふ お値段忘れました。確かRM1.5-(約45円)くらい

これも、とっても優しいお味がします。
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Pao Besar 大きい肉まん RM3-(約90円)

中に卵が入っていて、ひとつたべるとお腹いっぱい。

パオは昔、日本でいうおにぎりのような役目を果たしていたそうです。

労働者が仕事に行く時に、食べ物を背負って持っていく必要があったのでこのように手で持って食べやすく作ったそうです。

こういう昔ながらのお味を大切に守っていってほしいものです。

ペナン食の世界遺産に認定していただきたいほどです。

まだ食べたことのない方は是非一度。


以上、カリーマスターMr Chewさんのリポートでした。

ボンボーノ@ペナン
013-497-9778


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