フィギュアスケートの浅田真央さんが引退を発表したことで、日本のテレビのキー局は終日彼女の引退会見が話題になっています。 海外に住んでいて英語のニュースと日本のニュースを照らし合わせて見たりしていると、日本との危険度の温度差を感じる時が多々あります。 世界は今、大変なことになっています。 日本が戦争に巻き込まれてしまう可能性があるのです。 ドムトルントのサッカー選手のバス事故とも併せて、もっと緊急性の高いニュースをどうして優先的に国民に伝えないのか。 ちょっとのんびりし過ぎじゃないかなあと思わせられます。 少しシリアスな前振りになりましたが、、ペナンはいつものように平和です。 さて、今日のお店はこちらでーす。 Via Pre Italian Restaurant(地図) 20 Lebuh Penang Georgetown 10200 Penang Malaysia 04-262-0560 11:00-23:00以前はもっと海側のJetty側にありましたが、賃貸の契約の関係でこちらに移転しております。 駐車場はお店の前の路肩駐車場がご利用になれます。 まあ、この辺はいつもごちゃごちゃしていて、近寄りたくないエリアですけどね、正直。
それでは早速中に入ってみましょう。
外観からオシャレモードが漂っています。 「ハロー」
いいですね〜。こういう大きなカウンター。 一人寂しく飲んでいると、カウンターのマスターが突然、 「こちら、あちらのお客様からのサービスです」 って言いながら、カクテルが一杯出てきたりしてー。 って昭和のドラマの見過ぎです〜。笑
オシャレなカウンターに黒板のメニュー。 もうこれだけで美味しそう、、。
とりあえずチーズと生ハムの盛り合わせでもいただきましょうか。 今日のアンティパスト(前菜)は豪華ですよ〜。
The Tagliere Via Pre RM96-(約2,880円) (サラミ、プロシュート、アンティチョーク、オリーブ、ピッツァ、チーズなどの盛り合わせ)
贅沢ですね〜。 いえいえ、小生いつもこんな豪華なものを食べているわけではないですよ。 今日は、お友達のバースデーなので、ちょっと豪華にやってみましょーという事なんです。 じゃあ〜、このつまみにあう赤ワインとやらを。 キアンティにしようか、バルポリチェッラにしようか。 DOCGなどの格付けワインもけっこう入っていて、選び甲斐がありましたよ。 ただね、お値段もそれなりにしますので、、う〜ん、ではミドルレンジでスタート。(何本飲む気?) いろいろ迷った挙句、店員さんのおススメもあり、こちらで。
Cabernet Sauvignon Angheli RM198-(約5,900円) お食事を邪魔しない、軽めのドライな感じでいいですね。 ボトルに値札を取った跡があったりして、これがまたペナンあるあるな感じで。 いやあ、今日は本当に贅沢です〜。 偽セレブになった気分です〜。笑
Acqua Sole Italia RM21-(約630円) イタリア料理といえばこのお水ですね。スパークリングウォーター。 これを飲んでいるだけでイタリア人になった感じ。 生ハムと赤ワインでちびちびやりながら、何のメニューをオーダーするかを決めます。 階段の下にもこんな風な黒板の工夫が見られて面白い。
とりあえず、イタリア料理で食べたいものがあるんですね。 それは、、。 ペペロンチーノスパゲッティ。 これを食べるとそこのレストランの質がわかると思うんですね。 基本中の基本というか、塩とガーリックと唐辛子。 この微妙な塩梅の絡め方が一番難しいと思うんですね。 白ご飯でも、炊く人によって同じお米でも味が変わるじゃないですか。 職人の技の一番の見せ所だと思うのです。 さあ、来ましたよー。
Spaghetti Aglio Olio スパゲッティアルオリオ(ペペロンチーノ) RM19-(約570円) 高級店によくあるちょっと少なめの量です。笑
むむむ!! 歯ごたえのあるアルデンテ! そして、オリーブオイルとガーリックの香ばしいかおりとうまくマッチングした塩梅!! これは、美味しいーーー!!しかもリーゼンタボー!!! 570円って、プロントのペペロンチーノより安くないですか? 続きましてはこれ。
Tagliatelle きのこのタリアテッレ RM68-(約2,040円) 通称、フェットチーネアラフンギ。 こちらもむむむ!!なお味です。 アルオリオと比べてちょっとお値段設定がちぐはぐな感じがするのですが。 ポルチーニ茸とオリーブオイル、そして何だろうこの香り。 あれだ!トリュフの香りだ!!いいにおい〜〜。大人な香りがします。 きっとトリュフが高いんだろうな。
幸せだあ〜。 ペナンでイタリアと変わらぬクオリティのお味を楽しめるなんて。 そして、バゲットもちゃんと付け合わせで。
そうそう、これ。オーリーブオイルとバルサミコ酢のパンにつけるドレッシング。
ヨーロッパと同じで、おかわり自由&無料です。(サービス料に含まれています) ここまででけっこうお腹いっぱいになってしまったので、メインは一皿で。 ヨーロッパだと一人一皿頼め!みたいなプレッシャーを感じるのですが、ここはアジア。 アジアはシェアシェア文化なので、みんなで一皿をシェアしても快く対応してくれます。
Costolette Agnello コストレッテアネロ(仔羊のスペアリブ) RM78-(約2,340円) 通称、ラムラック。羊のあばらのところのお肉ですね。 いやはや、参りました。 やわらかーい!!! ひつじさん、美味しいですよね!! ラム特有の匂いが気になると言うご意見もあるかもしれませんが、このラムラックはおすすめ!! マストトライ!!
サイドのポテトも別でオーダーしたのですが、これも美味しゅうございます!!
Root Vege RM13-(約390円) いやはや〜。堪能しました〜。 そして、小生はあまり興味のないデザートタイム。
Vanilla Panna Cotta バニラのパンナコッタ RM19-(約570円) こちらも濃厚リッチなお味がします! なんだか、小学校の給食で似たようなデザートが出たことがあったと思うのですが、記憶にあるでしょうか?(←あれは実はパンナコッタだったのかと今更振り返る)
Tiramisu Classico ティラミス RM21-(約630円) これもけっこうなビッグサイズで、濃厚です。 イタリアのお味が沸々とこみ上げてきます。
アメリカーノコーヒー Americano RM9-(約270円) こうやって、コーヒーと一緒にいただくと一層美味しい。 ぺちゃくりながら約4時間。 長居してもぜんぜん嫌な顔せずにお水を足したりくれたりして、お店の方も感じが良かったです。 いや〜、お財布が許せば、毎週行きたいくらいですね。 今日はリッチな気分で本格派のお味をご提供いただきありがとうございました。 特別な日にいかがでしょう。 以上、ヴィアプレさんのリポートでした。 ボンボーノ@ペナン