ペナン島に住み始めると必ず最初に足を運ぶことになるショッピングモールがガーニープラザ。 ここに来るととりあえず何でも揃うと言われるありがたい存在です。 洋服、化粧品、スーパーマーケット(デパ地下)、レストラン、映画館、とにかく欲を言わなければなんでもあります。 そんなショッピングの間にちょっと疲れてしまった時、スイっと引き寄せられてしまうBarがあります。 その名も「Tree Bar」 ガーニープラザの海側の出口を出て、マクドナルドの前でG-hotelの入り口のところにあります。 大きな木の下にあるのですぐにわかります。おっと、いきなりカラのグラスですみません。 こちらはバーカウンターに座ったところからの眺めでした。 テーブル席とソファー席があって、お友達とまったり飲みたいときはソファー席が良いですね。 気になるメニューはこんな感じ。
ここで解説すべき点が2つ。 1.All Our Prices Are NETT と書いてありますね。 「Nett」というのは「込み込み」でそのままの金額を払えば良いという意味です。 「Nett」は「実収入」という意味で、その反対語は「Gross」で「総収入」。 なんだか言葉が反対になっていると思うのは私だけでしょうか? それから、数字の後ろに++(プラスプラス)と入っている場合は、この金額とは別にサービス料と税金がプラスされますよ、という意味。 思わぬところで数字のトリックに悩まされることもありますから、よーく見てみましょうね。 こちらのメニューによると、例えばドイツビールのErdinger(エルディンガー)を3杯頼むとRM75。 一杯あたりRM25(750円)なのですが、既にサービスチャージ通常10%とGST税6%が込み込み料金なので、正味RM21.5(645円)ってところでしょうか。 これはいいじゃないですか!! その昔、有楽町のジャーマンレストランで同じビールを注文すると1,200円だった記憶があります。 マレーシアはムスリム国家なので、アルコールには厳しい北風の吹く国。 この金額だったらマレーシアも捨てたもんじゃない! 2.発音はそのまま読みで もう一つ気を付けたいのが発音。 先ほどErdingerは「エルディンガー」と書きましたがこれはあくまでもドイツ語読みになるのでここでは通じません。 普通に「アーディンガー」と言ってください。あまり舌を巻いて気取って発音しなくてもOK。 ちなみにベルギービールで有名なHoegaardenは? こちらも「ヒューガールデン」と言っても通じないので「ホエガーデン」と注文して下さい。 最初から3杯持ってきてもらう訳じゃなくて、その時の気分に応じて飲んでいけばよいのですが、1杯目で止めとこうかな~と思っているときにサービスのおつまみが出てきたりして、ついつい「もういっちょ~」と言ってしまいますね。 ドリンクだけでなく、軽食もあります。 店員さんもテキパキと動いていて気持ちの良いバーですよ。
以上、Tree Barのレポートでした。 ボンボーノ@ペナン